核家族
「ようこそお越しいただきました。こちらが弊社
核シェルターのモデルルームでございます」
「ふーん。ずいぶん殺風景だね」
「お父さん、この中でドラクエできるのー?」
「ははは、ヨシオはそんな心配ばかりして」
「お客様、いかがですかこの頑丈な作り。広島の50倍
クラスの水爆が真上で爆発してもビクともしません」
「でも、私達だけ助かるっていうのはどうもね…
もし建ててもご近所には言えないわねえ…」
「母さん、地下の物置だとか防音室だとか言っておけば
いいじゃないか」
「お父さんって冷たいのね」
「なんだいミキ、急に」
「私だけ助かって、タクヤ君が死んじゃうなんていやよ!
タクヤ君がいなきゃ生き残っても意味ないのよ…うう…」
「こら、想像だけで泣く奴があるか。それよりもタクヤってのは
どこの馬の骨だ。お父さん初めて聞いた…っておい!なんだ
この地鳴りは!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!ガラガラガラガラガラ!
「しまった!お客様!このシェルターは崩れます!さあ
避難階段から逃げてください!」
「水爆でもビクともしないんじゃなかったのか?」
「はい。しかし少女の涙には弱いんです」
「繊細なんだね」
核シェルターのモデルルームでございます」
「ふーん。ずいぶん殺風景だね」
「お父さん、この中でドラクエできるのー?」
「ははは、ヨシオはそんな心配ばかりして」
「お客様、いかがですかこの頑丈な作り。広島の50倍
クラスの水爆が真上で爆発してもビクともしません」
「でも、私達だけ助かるっていうのはどうもね…
もし建ててもご近所には言えないわねえ…」
「母さん、地下の物置だとか防音室だとか言っておけば
いいじゃないか」
「お父さんって冷たいのね」
「なんだいミキ、急に」
「私だけ助かって、タクヤ君が死んじゃうなんていやよ!
タクヤ君がいなきゃ生き残っても意味ないのよ…うう…」
「こら、想像だけで泣く奴があるか。それよりもタクヤってのは
どこの馬の骨だ。お父さん初めて聞いた…っておい!なんだ
この地鳴りは!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!ガラガラガラガラガラ!
「しまった!お客様!このシェルターは崩れます!さあ
避難階段から逃げてください!」
「水爆でもビクともしないんじゃなかったのか?」
「はい。しかし少女の涙には弱いんです」
「繊細なんだね」
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